◆すり出し 工具◆


■切る■

●糸のこ・・・基本の鋸であり、おおよそすべてに使えます。直線切り、曲線切りが可能です。刃の種類が豊富で、用途によって使い分けます。

●金切り鋸(のこ)・・・一般的な金属用の鋸です。切断能力は高いのですが、刃の厚がある為、地金を無駄にしやすい点と、曲線切りが出来ない欠点があります。

●金切り鋏・・・切り粉が出ず、切断時間が少なくて済むのが長所ですが、切り口が潰れてしまう事と、厚い地金は切断できないところが欠点です。

●その他(写真にはありません。)・・・ピラニア鋸=ピラニアの歯状の鋸で、歯の厚みも薄く、切断能力も高いのですが、曲線切りが出来ないのが欠点です。
電動糸鋸=切断能力、歯の厚み、曲線切りとすべての能力が高いのですが、価格が欠点です。


■叩き、曲げる■

●芯金(しんがね)・・・指輪を正円にしたり、叩いてサイズを伸ばしたり、地金を沿わせて円に叩き上げる道具です。

●木槌/金槌・・・地金を叩き、曲げ・伸ばしなどに用いたり、鏨(たがね)を打つときに使います。木槌やプラスチックハンマーは地金を傷つけません。

●やっとこ・・・地金を保持したり、挟んで曲げる時に使います。各種の形状があり、用途によって使い分けます。


■溶接■

●ロウ材・・・接合する金属より、やや、低い温度で溶解する性質を持ちます。接合部に置き、熱により溶かし、流し込む事によって溶接する材料です。銀ロウの場合は、一般的に三種類を使い分けます。溶解温度が高い順に3分、5分、7分です。

●バーナー・・・「ふいご」を使って、空気調節が可能なバーナーが一番性能の高いバーナーですが、キャンプ用の安価なバーナーでも活用できます。小さなバーナーは、丸カンやチェーン、細かい部分の溶接に用います。

●フラックス(別称:硼砂)・・・溶接時、地金に炎をあてると、酸化皮膜が形成され、ロウ材が流れ込まない現象が発生しますので、それを避ける為にあらかじめ塗ります。

●デュクセル(希硫酸)・・・酸化皮膜を除去する薬品です。ロウ付けをやり直すときや、ロウ付け後に酸化皮膜を除去します。

●軽石・・・耐熱作業台の役割です。作品をこの上に乗せて溶接します。


■削る・磨く■

●すり板・・・素材を固定させたり、やすりの力が分散しない為に使います。専用の物が市販されていますが、普通の板を切って使います。

●やすり/紙やすり・・・「平」「甲丸」「丸」「四角」など、大きさ、形状、荒目・細目さまざまな種類があり、用途によって使い分けます。はじめから全てをそろえる必要はありませんが、インチやすりの細目(写真左)は基本ですので、これを使いこなせるようになるのが大切です。紙やすりも各種の荒目から超細目まであり、木製の棒などに両面テープで接着して使用します。「目」の種類が豊富なので、普通のやすりよりも使い方によっては重宝です。

●キサゲ・・・「かんな」と同様な役割を持ち、細かい目のやすりで削っていった後のに、やすり傷を削り落とします。

●へら・・・キサゲの後の行程で使用します。キサゲをかけた後に出来た小さな傷を「つぶして」光沢を出します。

●研磨剤・・・布に塗布して最終磨きに使用します。一般的に、「ウィノール」という磨き剤を使用します。 その他の工具


素材■----■制作行程