◆暦◆

ここで説明させて頂く「暦」は、いわゆる「カレンダー」とは異なります。書店や神社等に置かれている神宮暦、神社暦、高島暦、九星暦等をさします。主に書かれている事は日、七曜、干支、日の出入り、月齢、日食、月食、二十四節季、雑節、朔、上弦、望、下弦、六曜、二十八宿、十二直、九星、方位その他諸々です。

あまり身近な事柄ではありませんが、それぞれの意味を知る事によって季節の移り変わりに即した生活や運勢的な事柄を見出す事が出来る情報の宝庫です。価格的にも\500〜¥2,000程度でお求め頂け、一年間使えますので一家に一冊、是非、おとり置き下さい。


掲載日:99/10/3

今回の内容は、暦に書かれている「月」についてです。暦の何段目かに「朔」「望」「上弦」「下弦」と記されていますが、これは月の満ち欠けを表しています。

「朔」・・・新月の事です。地球から見て太陽と月が同一方向になった時をいいます。暦には●の記号で書かれています。

「望」・・・満月の事です。新月とは反対で地球から見て太陽と月が反対(180度)の方向になった時をいいます。暦には○の記号で書かれています。

「上弦」・・・新月から満月へ移り変わる(満ちていく)中間点です。左半分が欠けます。位置は真南になります。

「下弦」・・・満月から新月へ移り変わる(欠けて行く)中間点です。右半分が欠けます。位置は日の出前、西の空です。

月の満ち欠けの周期はおおよそ29日から30日程度ですが、29日、30日頃にはまったく月の姿は見えなくなります。これを「晦日(みそか)」といいます。「晦」というのは暗いという意味を持ち、この日を「つごもり」とも言います。月がこもって見えない「月ごもり」から発生した言葉です。現在でも毎月, 月末の事を晦日といいますが、これは月の満ち欠けを基準にした太陰暦(たいいんれき)のなごりです。しかし、今日用いているのは太陽暦(たいようれき)ですので、月末を晦日というのは厳密に言えば正確ではありません。

次回は、月の満ち欠けが人に与える現象です。


掲載日:99/10/17

月の満ち欠けが人体に影響を及ぼすという事は古くから伝わっています。「迷信」と受け取られていた部分も少なくありませんが、最近では科学者による研究報告もされています。米国では月の満ち欠けが人体に与える影響を「バイオタイド理論」として提唱している学者もおり、各種の研究報告が出されているようです。

一般的な事柄としては、月の引力によって潮の満ち引きが有名です。海水の塩分濃度と人体の塩分濃度はほぼ同等であり、海が月の影響を強く受けるのだから、人体にも大きく影響するのは必然という考え方です。

実際に女性の月経周期や海洋生物の産卵・出産などには影響があるようです。蟹は満月の日にいっせいに卵を放流します。誰が教えた訳でもなく、蟹が月を見上げる訳でもありません。

生命の誕生にも影響する部分が多く、最近の出産には陣痛促進剤や帝王切開などが行われている為、月の影響も直接的ではなくなりましたが、基本的には新月から満月に移り変わる時期(月が満ちて行く時期)に赤ちゃんは誕生します。その逆で人が天に召されるのは満月から新月に移り変わる時期(欠けてく時期)です。月が満ちる毎に人に生命力を与え、月が欠ける毎に人から生命力を失わせます。

出産を控えた、夫婦の場合は予定日と暦を照らし合わせて下さい。満ちていく時期に生まれますので、予定日が新月の前ならば、少し遅れます。(新月までは欠けて行くからです。)その逆で、予定日が満月の後ならば早まります。(満月以降は欠けて行くからです。)危篤の家族も同様です。「今晩が峠」と医師に言われた時に暦を見て下さい。満ちて行く時期ならば持ちこたえます。欠けて行くならば・・・。医学の発達により必ずしも言い切れるとは言えませんが、ある程度の指針にはなります。月が満ちて行く時期は生命力が活気立ち、月が欠けて行く時期は生命力が劣ります。

次回はその他の影響や月の満ち欠けによる対応策です。


掲載日:10/31

月の満ち欠けによる影響で興味深いのは、人の精神面に及ぼす効果です。

月が満ちていく時は生命力が活気立つのと同じように、人の精神面も短気になったり、怒りっぽくなります。凶悪犯罪は満月の前後が非常に多く、交通事故も非常に多くなります。ヒステリー気味で怒りっぽい人は、自分を見失ってしまいます。

イライラしている時に、暦を見て下さい。満月ではないでしょうか。満月が近くなったら、夜道は出歩かない事です。ケンカや犯罪に巻き込まれ易い時期です。交通事故、特にイライラしてスピードを出し過ぎます。注意して下さい。短気な人はなるべく早く帰って寝ましょう。アルコールは更に助長させますので控えるべきです。喧嘩になり易い人と会ったり、ケンカの元になる話題は極力避けるべきです。

頭痛や肩凝りも起き易くなります。ぬるめの湯にゆっくりと浸かってリラックスして下さい。何事もゆったりと、リラックスを心掛ける時です。

一方、新月の時は何事に対してもやる気を失いがちです。特に悲観的で、マイナス思考の気質を持った人は、一時的な鬱になってしまう可能性もあります。その様な時は悪いのは新月のせいにして、必要以上に自分を責めない事です。又、何を考えても悪い方へしか考えが及びませんので、余計な事は考えない事です。やはり、早く帰って寝てしまったり、難しくない笑える映画、笑える演劇、華やかな芸術などで心を潤す事です。

月に関してはここまでですが、更に神秘的な事も沢山あります。機会がありましたら紹介させて頂きます。

次回は六曜の解説です。

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