◆方位の見方・取り方◆

販の地図や建築図面などは「北極点」を真北(まきた)として表されており、方位磁石は地球の「磁北」(地球上のもっとも磁力が強い「地点」)を指し示します。双方共に「真北(まきた)」には変わりないのですが、実は、地図や図面が基準としている「北極点」と方位磁石が指し示す「磁北」とには若干の「ズレ」があります。「北極点」を「真北」を見るか、或いは「磁北」を「真北」と見るかは、諸流派の意見の分かれる所ですが、[移動の方位=北極点][家相の方位=磁点]とするのが一般的な説です。※北極点と磁点


転や方位術等「移動」の方位・・・移転や方位術等「移動」の方位は、八方位に分かれますが、それぞれが45度づつ均等に分割されるのではなく、「東」「西」「南」「北」の四方位は開き角30度と見て、その他の方位を開き角60度と見ます。


相の方位 1・・・家相学上の方位は「方位磁石」を基準にして算出します。建築図面では、北極点を基準に真北を算出していますが、あくまでも磁石が示す「北」が家相学上の真北になります。(風水の「羅盤」と同様です。)実際に方位磁石を用いて家相学上の真北を算出する場合は、左図のとおりです。建物の中心に方位磁石を置き、各方位を45度づつ分割して下さい。


相の方位 2・・・建築図面を用いて家相学上の真北を算出する場合は、左図のとおりです。家相学上のの真北は建築図面上の真北から西へ約6度傾きます(東京)。図面上の真北から西(左)へ約6度ずらして家相学上の真北を算出し、各方位を45度づつ分割して下さい。北海道・・約8度 九州・・約5度

左図のような住宅を「西」玄関。「南西」の「欠け」といいます。


■北極点と磁点

北(まきた)を北極点と見るか、或いは磁点と見るかの意見が分かれる事に関しては、既に記しましたが、なぜそうなるかというのは次の通りです。

極点・・・太古人が方位を知る時は、太陽を含め「夜空の星」を見て知りました。特に、北極星や北斗七星は、道教においての北斗星君や陰陽道においての北辰信仰にも表される通り、「神」としての存在のように崇められてきました。世界は北極星や北斗七星を中心に廻っており、それらの星を中心に方位の吉凶を知りました。北極星は地軸の延長線上に輝く星ですから、北極点を「真北(まきた)」と見る解釈になります。

北・・・風水の世界では「羅盤」といって中央に方位磁石が埋め込まれた「盤」を使いますが、「龍脈」といって、大地の形状や大地の「気」の流れ、エネルギー、波動といった概念を重視します。それらは、磁力、電気のような、目には見えない不思議なエネルギーと判断されます。それらの目には見えないエネルギーは「磁場」「磁力」に強い影響力を受けるという事から、「方位磁石」を基準に「真北(まきた)」を算出します。

動の方位=北極点、家相の方位=磁北、というのが一般的ですが、ある流派では、移動も家相も北極点、又ある流派では移動も家相も磁北と説いています。確かに、一般論の移動の方位=北極点、家相の方位=磁北、が多勢に無勢なのですが、それ以外が少数意見だからといって無視する事は出来ず、又、今日では飛行機などの発達から、移動に対する概念もかなり変わってきています。例えば、昔ならば、ほんの数キロ進むにも数日かけたに関わらず、今日ではほんの数分でも可能です。

たがいまして、昔ならば大きな移動と判断し、天体の影響を受けるであろう移動も今日の移動は磁場に影響を受けるともとれます。 そもそも、方位や家相という概念は中国原産の「八卦」や「易」の概念が根本理念とされています。それらが生み出された時代は、飛行機どころか天動説がまかり通っており、南半球の存在などは無視された時代です。ですから、その当時の考え方をそのまま現代に当てはめる事は、あまりにも危険が大きいはずですので、多角的な判断が必要とされるはずです。

館では基本的に一般論を踏襲する事とさせて頂きましたが、しかし、お客様から方位算出の依頼があった場合は、北極点説、磁北説共に照らし合わせながら算出する方式を採用致します。又、各方位の分割方法も、八分割ではなく、24分割で判断する方法などもありますので、それらも踏まえ多角的に判断する事とさせて頂きます。ご希望の場合は、現在のご住所と移転希望先のご住所等をご明記の上 有料鑑定又はメールにてお寄せ下さい。 uranai@aiteikan.com

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