剣のキング
正位置:
活動的で権威を持つ男、専門家、弁護士、役人、警察官、命令、正義、力、強い決断。

逆位置:問題を破滅に追い込む人、残酷、しつこさ、冷たさ、計算高い態度、陰険、危険人物、良くない行い。
私見:正位置でも逆位置でも、あまりよい印象は受けません。独善的とか命令的といったニュアンスが強く、権利や権威ばかりを振るう、いわゆる、「威張ってばかり」という印象のほうが強いです。声が大きいとか、喧嘩が強いとか、迫力があるだけで、本質的な「キングの器」とは違っている・・そういうイメージを持っています。
 特に逆位置で出た場合は、その、攻撃性(剣)が問題を悪いほうに進めてしまったり、意地悪やいじめにつながったりの解釈すら出来てしまいます。
 稀に、よい意味合いで解釈した場合、このぐらいの勢い、強気、権威を振るうことが大事である・・というケースもあります。 少し、喧嘩腰になるとか、「威張る」ぐらいが丁度よいです・・というような解釈も出来ます。もちろんそれは、其の人のお生まれや今の運、他のカードと照らし合わせて判断します。
剣のクイーン
正位置:未亡人、オールドミス、意地の悪い女、孤独、別れる、苦しい状況、恵まれない、不妊、きびしさ。

逆位置:がんこ、ずるさ、上品ぶる、良い女のように装う、強い性格の為に人に好かれない女、偽り。
私見:絵からの印象が強いですから、女性に関係する意味合いだと解釈するケースが多いです。そして、構えた剣や険しい表情なので、気が強い女性とか、ひねくれてしまっている、攻撃的になっている、横を向いている・・そのような解釈が多くなります。
 女性のご依頼人でしたら、このカードが自分自身をあらわしているケースもあり、知らず知らずに、攻撃的になっているのでは? そう見ることも多いです。例えば、恋愛に置いて、どこか「とげとげしく」なっていないか? という解釈です。
 男性でしたら、パートナーがそうなっているとか、気が強くて協力してくれない女性、特に上位者・年長者・上司などがいて何事もうまくいきにくいので、機嫌を取ることがよい・・などです。 
剣のナイト
正位置:反抗する、反対する、対立を招く、無鉄砲、ケンカ、血気盛んなヤングマン、ファイト。

位置:気まぐれ、女との争い、ライバルを倒す、力を押さえてしまう、強いうぬぼれ、自分は何もしないで成果を得ようとする。
私見:単純で絵の通りの解釈です。攻撃的過ぎる、時にはそのぐらいがよい・・などの解釈もあります。逆位置で出たならば、行き過ぎた攻撃なのか、或いは闘志や若さが足りていないと解釈します。
 馬というのも一つのキーワードで、自分から攻撃していく、自分から動いていくといった意味だといえます。 
 単純に、乗り物に乗る、例えば自動車やオートバイなどの意味もあり、乱暴になるので事故に注意すべきだとか、わざわざ乗り物に乗ってまで喧嘩を仕掛けていくような意味合いにも取れます。
 大抵、注意や警告の意味があって「穏便に」というアドバイスになりますが、稀に、そのぐらいのファイトが必要になる、、という解釈もあります。
剣のペイジ
正位置:スパイ、うわさを流す、抜け目ない、油断出来ない、警戒すべき、秘密が漏れる、気づく、こそこそ動き回る。

逆位置:詐欺の露見、突然の出来事、不用意な行動、不健康、病気、嘘やうわさで自滅、信用されない、心が傷つく、捕まる。
私見:剣を持っているので兵士・戦士です。正々堂々と戦うべきなのに、その弱弱しい姿と表情から、卑怯者の意味合いがあります。臆病などもそうです。
 もし、周りの人間に該当していたならば、十分に注意しなければいけません。嘘をついたり噂を流す人が近くにいて、油断すると足元をすくわれます。
 場合によっては自分と見るケースもあります。知らず知らずに臆病になっていることを警告していて、いま少し思い切りが大事だとか、責任をまっとうすべき・・といった意味になります。
 女性の恋愛相談で出たならば、やや、相手のことをよく調べるまで、信用しきってはいけないようです。その相手そのものが、このカードの人物かもしれませんし、或いは、周囲で陰口を言ったり、噂をふれ回るような人物の存在が考えられるからです。
剣の10
正位置:苦しいとき、困難、失望する、家庭の破壊。

逆位置:一時的な成功、利益をうる、進歩。
私見:正位置と逆位置では解釈が反対になるケースが多いです。前者があまりよいとは言えず、後者はよいという意味です。
 突き刺されて死んでいます。とても傷ついているとか、病気になるなどを意味します。それと同時に、何かが終わる・終了するといった意味もありますので、「もう継続は難しいかな?」そう思えることがあるならば、早めに手を引いたほうがよいです。
 逆位置では、死による生・・といった印象が強く、生まれ変わる吉と解釈できます。もちろん、絵の印象がよくないので、ケースバイケースですが。
 何かを終わらせることによって、よりよい何かが始まる予感を案じさせます。例えば、失恋は実はチャンスの始まり、出会いが近いことをさしているなどです。
 仕事でも、転職がよいきっかけになるとかです。 古い自分を捨て去り、新しく変わっていく、考え方や生き方を変えていける「チャンス」「ターニングポイント」という見方も出来ます。
剣の9
正位置:失望、重荷、愛する人や家族についての心配。

逆位置:疑惑、さびしさ、病気、不安。
私見:ベッドの上で頭を抱ええていますので、悩み事や心配事が深いことを意味します。泣いている様にも見えます。背景も夜ですから、出口が見えないような状態にあるようです。
 ベッド=床に伏すという解釈も出来ますから、病気で臥せっている、或いはそうなりやすいなども暗示しますから、健康に注意しなければいけません。
 自分の事よりも人のことを心配しての悩みであるケースも多く、誰かの行動が自分に心配を読んでいるなどの解釈も多いです。
 例えば、配偶者や子供が奔放な行動をして心配だとか、純粋にそれらの人が何かの問題を抱えていて心配しているとかです。
 恋愛ですと、三角関係で相手とそのパートナーとの関係に「悶々」と悩む、或いは、嫉妬に苦しむなどの意味合いです。いずれにしても、だいぶ、悩みや心配は深そうです。
剣の8
正位置:危機、災難、制限、中傷、よくない状況。

逆位置:再生、やり直し、克服、未練を断つ。
私見:剣に囲まれていて、更に縛られ、目隠しをされています。正位置で出ればまったく身動きが出来ないとか、周りから反対や妨害が集中しているなどと解釈できますし。目隠しゆえの「目標が見えない・・・」という解釈にもつながって行きます。
 逆位置で出たならば、それら、縛るもの・妨害するものから開放されて自由になっていくことを表します。何かが見えてくる・・といった意味合いです。又、その縛るものは場合によっては自分自身の心です。例えば、執着・こだわり・欲などです。それが自分自身を苦しめて、自分自身の自由を奪っているなどがありえます。
 仕事で見た場合、正位置ならば転職などの「動き」はむずかしい・・・逆位置ならばそろそろ開放されていく、転職なり、身動きの取れる仕事振りが可能になる・・などです。
剣の7
正位置:おろかな計画、信頼できない人間関係、問題発生。

逆位置:突然おこるよい知らせ、知恵、努力。
私見:剣を盗もうとしている人物です。自分ばかりがよくなろうとしている・・おいしいところをもって行こうとしている・・そういった意味合いです。それが愚かな計画とか、裏切り者の存在を意味します。通常、そういう人、絵のような人物が近くにいて、気をつけなければいけないことを暗示しますが、稀に、自分自身がそうなってしまう危険への警告で出る場合もあります。責任を全うせず、「ずる」くなってしまうなどです。
 逆位置は、それらがよい方向に行き、突然よい知らせが舞い込む・・といったいみもありますが、実際は、知恵や努力が大事・・ということです。卑怯者と対峙しなければいけませんので、よく、計画を練るとか、先回りする、深く深く考える知恵が大事です。そして努力です。努力といっても漠然としていますが、例えば、準備、下調べ、計画を深く深く練っていく、卑怯者の嘘や根回しに翻弄されないように、正しい情報を公開しておく「先回り」などが大事です。
剣の6
正位置:心配のあとの成功、旅、帰郷、移転、実験。

逆位置:行き詰まり、現状維持、スランプ。
私見:船に乗っていますから、「動きを見せる」という解釈が多く、逆位置だと「動けない」という意味になります。 
 むしろ、そうしてみたらよいのでは? ケースが多いです。旅行がよいとか、帰郷をすべきとかです。 何かを試してみる、、、そういうヒントも暗示していて、何も思いつかないならば、思い切って引越しを検討するなどもよいです。吉方位に向かっての引越しが、現状を打破します。もともと、このカードが出るということは、現状がスムーズでないことを暗示していて、正位置で出ればトンネルの出口が近いことを暗示し、逆位置で出れば、そのままスランプや現状維持になりやすいということを意味しています。
 絵では先頭の座っている人物が自分なのか、或いは舟をこいでいる人なのかどちらかなので、前者ならば、誰かに後押ししてもらうこと、後者ならば自分が誰かを誘ってどこかに行く、何かをする・・などがよいです。
剣の5
正位置:失敗、破かい、反対者の力、降格、おくびょう。

逆位置:不確実さ、損失、友人や家族の不幸。
私見:敵前逃亡している兵士・戦士です。本来はやらなければいけないことがあるのに、そこから逃げているといった意味合いです。もし、ご依頼人が女性でしたら、相手の男性はこのような状態になりつつあることをさします。やや、横を向いているとか、逃げ腰である・・といった意味合いです。
 又、何かをやり残している、やり忘れている、或いは単純に忘れ物をしやすいなどの意味合いもありますから、振り返って確認することも大事になります。
 誰かとの約束は相手の予定が急に変更されやすいので、プランBを想定しておくとか、或いは、必要以上に落胆しないように心がけておくことです。
 事・問題がよくない結果や失敗につながりやすく、それは、関係者の臆病・逃げ・約束の不履行などによるので、あまりよい展望ではないような・・ ある程度諦め半分が適切なのかな・・といった印象もあります。
剣の4
正位置:休息、平和、孤独、退職、退ぞく、引きのばす。

逆位置:活動の再開、分別ある行動、倹約。
私見:死に行く老戦士ですから、物事が終わるとか、引き下がる、退く、引退などを意味します。そろそろ潮時だと思って、一区切りつけるような頭の切り替えが大事になります。
 恋愛でも仕事でも、潮時・区切りというニュアンスを想定したほうがよさそうです。
必ずしも悪い意味合いではなくて、生まれ変わりの意味合いもあります。新を取るには先に旧を捨てるべき・・。新を取ってから旧を捨てるのではなく。。というニュアンスです。
 逆位置では生まれ変わるとか、動き出す、起き上がる。。といった意味合いになりますから、小康状態になっている物事であるとか、休止しているものが再開しやすいです。生まれ変わってやり直すとか、そろそろ動き出すなどのよい意味があります。運自体も動き出しますが、自分自身が朝、人生の始まり・・そういった気持ちになって何事も勧めていくのがよいです。
剣の3
正位置:三角関係、失恋、別れ、損失、トラブル。

逆位置:混乱、矛盾、ミスをおかす、病気。
私見:絵からの印象でも、だいぶ、「傷心」というニュアンスが強くなります。ハートは心、剣は三人・三角関係、背景の雨は涙という解釈が出来ます。 このカードは、よく、恋愛鑑定で出るケースが多いですが、そのままズバリ三角関係という意味が多いです。ご自身がそうなのか、ほかの誰かがそうなのかです。
 それと同時に健康の低下や怪我にも注意しなければいけません。 もし、恋愛でこのカードが出たならば、相手には別の異性が存在している・・或いは出現するであろう可能性ですから、ある程度それをわきまえなければいけません。それでも思い切って進むか、或いは・・・です。 
 只単純に傷つくのが怖い・・そう出るケースもあります。いずれにしても、「心の傷」がそのほとんどの意味合いです。
剣の2
正位置:調和、美に関したこと、バランスをとる。

逆位置:ウソ、不信、裏切り、サギ、旅。
私見:マニュアルでは調和や美とありますが、あまりそう見るケースは多くありません。(私としてはです。)  目隠しと剣でさえぎられていることから、明確なビジョンが描けていない、何かの要因で自己主張が制限されているといった解釈をします。 逆位置出てたならば、それらから開放されて何かが見え始める、自己主張出来始める、今までいえなかったことが言えるようになる、、、などです。
 転職や就職について答えが見えてくるとかです。又、自分を抑えて何も言わず・何もせずが問題を悪化させているので、はっきりと・きっぱりと自己主張したほうがいいというケースもありますし、又、逆に、したくとも出来ない・・そう解釈するケースもありますので、一概には言えない部分があります。 吉と凶で言ってもどちらでもない意味がありますから、ケースバイケースのニュアンスが強いカードです。
剣のエース
正位置:力で勝ち取る勝利、繁栄、成功、征服、優勝、決断する、スポーツ、力を持つ。

逆位置:災害、妨害、良くない状態を引き起こす、自滅する、力を使い過ぎる。
私見:勝利に花を添える・・意外に見落としやすいところです。力とかやる気、ファイトなどは十分伝わってきますが、そこに描かれている花が意外に大事です。例えば、ユーモアやウィット、見た目、おしゃれ、女性、遊び。。そういう要素も勝利に大事になってくる、、という意味です。特に、闘争心があふれている人こそ「野の花に目を向ける」余裕というか気配りが大事です。それによって、詰めが決まります。例えば、女性からの人気や評価も視野に入れるなどです。
 逆位置では無理押しが自滅を呼ぶのか、力の無さが自滅を呼ぶのかのどちらかで、いずれにしても力の使い方を誤りやすいです。
 恋愛で言えば積極的(強引)過ぎて悪化させる、或いは消極的過ぎて・・・ということです。いずれも「過ぎて」がポイントですから中庸を大事に。